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東京-大阪-沖縄。 [日常]

午前4時、目覚まし時計代わりの携帯電話のアラームで起こされます。

しばしの間、ベッドの上をゴロゴロした後、身支度を整え、昨夜のうちに荷造りをしたバッグを持ってバス停へ。
予約した羽田空港行きのバスは始発の5時15分発、まだ空は真っ暗です。
こんな早くのバス、予約しなくても大丈夫かと思っていたのですが、結構乗る人がいます。
9割ぐらいの席が埋まった状態(補助席は含まず)で出発します。

楽しみにしていた一人旅。
嫁さんにお願いして日帰りの予定で許可をもらった旅行、さらにお願いして1泊旅行です。

東京国際空港

さすがにこの時間は道も空いていて、6時前に羽田空港到着。
しかし、今日はいつもの第2ターミナルではなく、第1ターミナルなのです。
第1ターミナルから飛行機に乗るのは結婚した年に岡山に行った時以来です。
(その頃は第2ターミナルのオープン直前でした。)
きょろきょろしながら荷物を預けます。

さて、乗る飛行機は7時30分発JAL103便大阪伊丹空港行き。
まだ時間があります。
いつもなら展望デッキへ行って飛行機を眺めるのですが、展望デッキがオープンするのは6時半。
では、朝食でもとお店をのぞきますが、開いている店も少なく、またちょっと高い...。
(これからいろいろお金を使うだろうに、いきなり朝食で1,000円は...。)
朝食はカツサンドでも買って飛行機の中で食べることにして、久しぶりに来た第1ターミナルをウロウロして時間をつぶし、やっと展望デッキへ。

第1ターミナルに面した滑走路16R/32Lはこの時期はほとんど着陸機専用。
しかしこの時間では、まだ着陸機もほとんどありません。
これから自分が乗る飛行機が無事スポットに入ったことを確認後、保安検査場を通って機内へ。

東京-大阪-沖縄。
これから乗る飛行機はどれ?(答え:真ん中)

JAL便に乗るのはこれが2度目。
(正確には新婚旅行で乗った飛行機がJALとニュージーランド航空のコードシェアなのですが。)
前回は岡山からの帰りに乗ったMD-90
(まだJASの黒澤カラーでした。)
今日は、ボーイング777-200です。

なるほど、これがRECARO製シート
座り心地もなかなか、膝の辺りも広い気がします。
ANAよりいいかも...。

東京-大阪-沖縄。

せっかくの窓側の席ですが曇り空、富士山も上昇途中でちらりと見えた後は、雲の上の飛行となり、地上の風景を楽しむことができません。
セントレア近くでやっと雲が切れて地上が見えましたが、そろそろ降下開始。
やっぱり大阪は飛行時間短いですね。

と、ここで近くの席のカップル(若い夫婦?)が最近見たことのある袋を取り出しました。
うわ、信玄餅
(この前の旅行の時にお土産で買ったので見覚えがあった。)
この揺れる機内で、信玄餅食べるのか?
っていうか、もう紀伊半島上空、もうすぐベルト着用サイン出ますよ?
(チャレンジャーですね。)
案の定、すぐにベルト着用サインが点いて、キャビンアテンダントさんに早く食べてテーブルを片付けるよう注意されていました(笑)。

大阪国際空港

無事、大阪伊丹空港に着陸。
久しぶりの伊丹空港。
前の会社で何度も来たのはちょうど娘が産まれる前後。
(出張と出産日が重ならないかヒヤヒヤしていました。)
その頃は空港に到着してもすぐバスで大阪市街へ移動していましたが、今日はちょっと時間があります。

そうです、大阪は目的地ではなく中継地点なのです。
次に乗る飛行機は、11時55分発ANA105便沖縄行き!
今回の一人旅の目的地は、まだ行ったことのない沖縄なのです。
(なぜこの時期に一人旅なのか、なぜ沖縄なのか、なぜ大阪経由でJAL便を使ったのかについては後日ネタがない時に書きます(笑)。)

次の飛行機の出発時間までは3時間弱。
早めに保安検査場を通るとしても結構時間があります。
まずは、ここで買おうと思っていた「あれ」を探してウロウロ。
(「あれ」が何かについてもまた後日...(笑)。)
伊丹空港の売店でも売っていることは知っていたのですが、どの売店で売っているかをメモしてくるのを忘れてしまったのです。
それでも何とか欲しいものを見つけて購入。
あとは、またまた展望デッキへ上がって飛行機を眺めて過ごします。

東京-大阪-沖縄。

やっとこれから乗る飛行機が羽田からやってきました。
さあ、保安検査場へ。

東京-大阪-沖縄。

搭乗口への通路を歩いていると高校生の「群れ」。
え、まさか、そうか、沖縄、修学旅行生、「リアル・ハッピーフライト」?
座席指定をする時に後方の座席がぎっしりと予約済みになっていて、団体のお客さんがいるんだろうなぁと思っていたのですが、そうですか、修学旅行生ですか。
今回の座席は後方の前寄り、ひょっとして囲まれる?
一気に気持ちブルーです。

と、搭乗開始までベンチに座って待っていると、見覚えのある顔が。
え、まさか、でも、あのホクロの位置は...。
思い切って声をかけてみると、やっぱり大学のサークルで一緒だったKでした。
彼が大学院卒業後、大阪の会社へ就職してから10年以上会ったことがありませんでした。
どうしてここで?ってここは大阪ですね、こっちが「よそ者」です。
彼は会社の社員旅行で沖縄に行くそうです。
いや、ビックリしました。

いよいよ、搭乗開始。
修学旅行生がぞろぞろと乗った後、機内へ。
お、修学旅行生はホントに後ろの方だけ、自分の回りは「普通の」人です(笑)。
機体の長いボーイング777-300でよかった...。
予約の時は隣の席も埋まっていましたが、実際は空席のようです。
前の3席も空席のようです。
...ってこの前の席、キャビンアテンダントさんとの「お見合い席」です。
そして、今回のキャビンアテンダントさんは結構きれいな人...(笑)。
前の席に座るか、しかし窓が無い!
結局、予約通り窓のある席で...。

大阪はよく晴れていましたが、瀬戸内海から四国上空へ入った辺りから外は雲の上。
地上は見えません。
四国や九州南部から沖縄までの島々が見えるのかなぁと楽しみにしていたのですが、ガッカリです。
仕方ないので、今日2度目の機内食(笑)、伊丹空港の売店で買った柿の葉寿司を食べます。
(1度目はJAL便の中で食べたカツサンド。)
食べ終わってしまいましたが、機内ではなかなか眠れない質なので、雲を眺めながら沖縄到着を待ちます。

東京-大阪-沖縄。

結局、雲の下まで高度を下げるまで地上(海上)は見えず。
大きく左旋回して北側から滑走路18へ着陸です。
(きっとエイサーアライバルですね。)

うわ、海の色が違う。
曇り空、かつ西に傾きかけた日の光ですが、雲の間からこぼれた光に照らされた海の色が千葉の海の色とは違います。
(やっぱりフィルムカメラを買っておけばよかったなぁ。)

そして着陸。
那覇空港は、自衛隊と共用です。
航空自衛隊、海上自衛隊、陸上自衛隊の格納庫の前を通ってスポットへ。
今日は土曜日なので、戦闘機は格納庫の中でしょうか。
あれ?格納庫の開いた扉の中に見えるのはF-2では?
でもF-2はここには配備されていないよなぁ。

那覇空港

いよいよ、沖縄の地へ降り立ちました。
暑い...。
飛行機から降りたら暑いだろうと、大阪でそれまで着ていたセーターを脱いでバッグへ入れて預けたのですが、それでも長袖シャツでは暑いです。
12月なのに...。

空港に着いたら展望デッキも気になりますが、まずは沖縄唯一の鉄道(正確にはモノレールですが)、ゆいレールに乗って今夜泊まるホテルへ行くことにします。

モノレールに乗ると、気になる車内広告が...。
「エアーフェスタ2008」。
那覇基地の航空祭の広告です。
12月14日日曜日?あれ?明日?
先週じゃなかったっけ?
この旅行の予定をたてた時、1週間違いで残念に思った記憶があるのですが...。
そうか、だからさっきF-2が格納庫にあったのか。
あー、どうしよう。
沖縄に来る機会なんてそうそう無いので観に行きたいところだけど、明日は観光する予定でレンタカーも予約しちゃったし。
予約キャンセルしようかな。
そうすると、このキャリーバッグ持って基地内を歩き回るのも嫌だな。
...残念だけど、明日は予定通り車を借りて観光しよう...。

コンフォートホテル那覇県庁前

3時ちょっと過ぎ、チェックイン。
予約はシングルルームだったのですが、部屋に余裕があったのか、ツインルームでした。
朝も早かったので疲れましたが、ここで寝てしまうと夜になってしまいそうです。
ガイドブックの別冊マップに行ってみたいところをマークし、カメラバッグから使いそうも無い望遠レンズを降ろして出発です。

東京-大阪-沖縄。

何はともあれ、ここまで来たからには首里城へ。
ゆいレール終着駅の首里駅からはガイドブックによると徒歩15分。
バスもあるのですが、時刻表を見てみるとちょうど出発したばかり。
時間はまだ余裕があるので、歩きます。

首里城

首里城では、無料で見られるところと、入場料を払わないと見られないところがあります。
せっかくここまで来たのだから中も見てみます。
ゆいレールの1日乗車券(600円)を見せると入場料が割引になります。

東京-大阪-沖縄。

あー、やっぱりここも修学旅行生でいっぱいです。
前後ともに女子高生です。
または、途中のバスの中で飲んだビールで気分が大きくなってしまっている団体旅行のおじさんとかばっかり...。

東京-大阪-沖縄。

ぐるっと回って、首里駅へ戻ります。
今度はちょうどバスが来る直前だったので、バスに乗って駅に向かいます。
(運賃100円です。)

ホテルは県庁前駅ですが、二つ手前の牧志駅で降ります。
ここから、国際通りをぶらぶら歩きます。
首里城を出たあたりで、雨が降りそうになりましたが、何とか持ちこたえています。
おなかもすいていたので、ガイドブックでチェックしたお店に入ります。

ゆうなんぎい

ガイドブックに載っているだけあって、有名なお店のようです。
お客さんも多いのですが、ちょうどカウンターの席が空いていてすぐ座れました。

東京-大阪-沖縄。

普通の居酒屋や家庭料理のお店だと、一人で二つ三つの料理を頼むとおなかいっぱいになってしまいますが、このお店は「定食」があって、少しずついろいろな料理が食べられます。
店員さんが料理の名前と食べ方を教えてくれましたが、名前は覚えきれなかったので、メニューの写真を撮ってきました(笑)。

東京-大阪-沖縄。

まずはオリオンビールを飲みましたが、ここまで来たからには「泡盛」を飲まなくては...。
普段、ビールかチューハイぐらいしか飲まないので、泡盛は飲んだことがありません。
お店の人に初めて飲むことを告げて、おすすめのごく普通の泡盛(30度)を教えてもらった飲み方で飲んでみます。

美味しいじゃないですか。
最初はロックで、後から水割りで飲みましたが、あっという間に飲んでしまいました。
しかし、普段飲んでいるお酒よりはアルコールも強いので、これぐらいにしておきます。
会計の時に店員さんにお店の名前の意味を訊いたら、写真を見せて教えてくれました。

あとはホテルまで、ぶらぶらと歩きます。
Tシャツ姿でクリスマスのイルミネーションを見るとは...。
お店といってもほとんどがお土産屋か飲食店。
お土産は明日空港で買うつもりでしたが、時間もあるのでここで買ってしまうことに。
コンビニでミネラルウォーターとアイスクリームを買ってホテルへ。

シャワーを浴びて、明日の準備をして寝ます...。


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