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早いんじゃないの? [日常]

やっと観ることができました。

1月の公開前から観たいと思っていた映画「ザ・ムーン」。
DVDになったらレンタルで観ようと忘れかけていたら、あの小さな映画館で上映されました。
先週の金曜日から今週の木曜日までの1週間限定、それも18時半からの1回だけです。
となると、水曜日(1,000円サービスデー)は今日しかありません。
会社帰りに1階のスタバでコーヒーを買って(今日はタンブラーを持ってきていた)、6階へ。

津田沼テアトルシネパーク

こんな映画(失礼)、誰も見に来ないだろうと思っていたら、思ったよりはお客さんがいました。
今夜だけ(サービスデー狙い)かもしれませんが...。

内容は、NASAの当時の映像と、宇宙飛行士の回想インタビュー。
特撮や俳優さんの出演は一切ありません。

お話の内容は、アポロ計画についてちょっと知識のある人であれば知っているようなことばかりでしたが、実際に行った人の口から語られるのは、やはり本で読むのとは違います。
(悲しいことに耳だけでは理解できないので、字幕を追うことになりますが(苦笑)。)
また、映像は30年前とは思えない、美しい映像もありました。
中でも印象に残ったのは、切り離されたロケット(第三段?)が点火されてすーっと遠ざかっていく様子を取り残されたロケット(第二段?)の内部から撮影した映像。
あの映像はどうやって地上に送ったのでしょう?
今のようにビデオ映像を無線で送っているのではないだろうし、あの鮮明さからいうとやっぱりフィルム?
第二段ロケットは地上(正確には海上)に落ちてきたので、回収したのでしょうか?

ただ、アポロ計画について知らない人は、いきなりこの映画を見ても理解できないかもしれません。
月に人間が行ったということを知らない若い人もいるようですし(私もリアルに体験したわけではありませんが)、宇宙船は3人乗りだけど、月着陸船は二人乗りで、二人が月を歩いている間、司令船にひとりぽっちで残っていなくてはいけないということをもうちょっと説明してあげるとコリンズ氏に対する印象の違うかもしれません。
また、字幕も英語の専門用語がぽつんと出てきたりして、もうちょっと工夫してあげればいいのにという感じです。

しかし、アポロ計画全体の進行と、一つのミッションの進行(打ち上げから帰還まで)を平行して進めるのは、ただ単に「何号では何をした、何号ではこういった事件が起きた」という解説だけにならず、おもしろかったです。

アームストロング氏は、やはり出てきませんでしたね。
どこかでメディアに露出するのを嫌っているということを読んだ覚えがありますが。
それに対して、「人類初になり損ねた」オルドリン氏はよくしゃべっていた...。

最後に月に行った元飛行士たちが、「ねつ造説」に対してコメントしていたのもおもしろかったです。
私?私はねつ造説は全く信じていませんよ。
すべて本当にあったことと信じています。
だって当時、あれだけの映像を特撮で撮影する(現代のようにCGも無い)としたら、きっと途中で誰かが言ったはずです。
「実際に行っちゃった方が早いんじゃないの?」
(以前、こんなCMありましたね(笑)。)


タグ:映画
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