SFC獲得修行 Day2。

「Day2」ですが、本格的な修行としては第1日目です。

朝、4時過ぎに起床。

羽田空港までのバスは、昨年12月の沖縄旅行の時と同じ始発便ですが、混んでいます。
朝イチのバスだからなのか？土曜日だからなのか？
ほぼ満席（補助席の使用は無し）で出発です。
※修行メモ
朝早いからといって油断してはならない、前日までに必ず予約しておこう。

高速道路も意外と混んでいましたが、渋滞するほどでもなく、予定通り1時間かからずに羽田空港到着です。

さて、空港でまずやることは？
今日乗る飛行機の券を発券することです。
一応、ホームページからeチケット控を印刷しておいたので、これで飛行機に乗ることもできるのですが、修行なんてもうやることはないでしょうから、記念としてきちんとした（？）券が欲しいところです。

今日乗る飛行機のeチケット控を全部ここで発券できるのか？
自動チェックイン機に携帯電話をかざすと、1レグ目の伊丹行きしか画面に出てきません。
そりゃそうか...。
メニューを探してもただ単にeチケット控えを発券するメニューはないようです。
そこで、座席指定メニューを選んで変更せずに進むと、eチケット控えが出てきました。
そうそう、これが欲しかったのだよ(笑)。
どうも同じ空港を出発する飛行機の予約が含まれているものしか発券できないようなので、これと同じ作業を空港に着く度にすれば、なんとか自力で発券できそうです。
しかし、乗り継ぎの時間が少なかったりすると心配です。
そこで、ここは勇気を出して（？）、カウンターでお願いすることにします。
先輩修行僧の体験談などを読むと、全行程の航空券を発行してもらうのが恥ずかしいなどとありましたが、ここは開き直って、順番でまわってきたカウンターのおにいさんのところへ。
（伊丹行きのeチケット控を見せながら）「今日は伊丹の先も飛行機に乗るので、eチケット控を全部発行してもらいたいんですが？」
「はい、予約番号はわかりますか？」
（ホームページから印刷した控えを手渡して）「これでわかりますか？」
「はい、伊丹から福岡へ行って、福岡から関西へ行くのですね？」
「いえ、その間に福岡から福江に往復するんですが...。」
「わかりました、ここで全部はチェックインできませんが？」
「できるところまでで結構です。」
その後、おにいさんは端末を操作したり、控えのQRコードをリーダーにかざしたりを何回も繰り返し...。
「こちらがeチケット控え、こちらが領収書になります。」
「あの...、最後に関西から羽田に帰ってくる分があるんですけど...。」
今日の分の控えを全部渡したので、わかってくれるかと思っていたら、最後のレグの分を見落としていたようです。
こんなバカな乗り方してすみません...(笑)。
※修行メモ
カウンターのおにいさん(おねえさんは未体験)も堂々と当たれば、怖くないよ。
（横柄な態度は厳禁。）

なんとか関門もクリア、まだ飛行機の時間までは少しありますが、展望デッキは6時半から。
朝食用の「セルフ機内食」も買わなくてはいけないので、さっさと保安検査場へ。

1レグ目の飛行機はB777-300。
予約の時から混んでいて、窓側の席は後方の2席になった部分しか空いていませんでした。
ここ、3席並んだ席よりも少し広いような気もするのですが、窓まで少し離れているので外を眺めるにはちょっと不便です。
とはいえ、離陸後はほとんど雲の上で富士山もよくわからないまま、伊丹空港に着陸です。

次の飛行機までの時間は約1時間半。
そういえば、以前大阪に出張で来ていた時は、すぐに大阪駅行きのバスに乗っていたし、昨年12月に立ち寄った時も空港から出なかったので、伊丹空港を外から見たことがない...。
向かいのモノレールの駅まで歩き、写真をパシャリ。

その後は航空無線を聴きながら、展望デッキでのんびり。
30分前になったので、保安検査場へ。

2レグ目の飛行機は「ボンバルディアDHC-8-Q400」。
2007年の高知空港での事故で有名になった（？）飛行機ですが、私にとって2番目のプロペラ機です。
その前は名古屋出張の際に無理矢理「成田-中部」間で乗った「フォッカー50」。
（普通は新幹線ですよね。）
しかし、そのフォッカー50もすでに退役してしまったので、乗っておいて良かったです。

初めての滑走路32Rから離陸...、しかし、その後は雲の上。
プロペラ機はジェット機よりも低めの高度を飛ぶので、地上の風景を楽しみにしていたのですが、ちょっとがっかりです。

福岡空港到着、といっても先週も来たし...。

ここでの空き時間は約2時間半。
お昼ご飯を食べて、展望デッキで時間をつぶして、先週も通った第1ビルの保安検査場へ。

搭乗時間になり、席までたどり着くと...、あ、赤ちゃん...、女の子...。
通路側から2席に赤ちゃんを抱っこしたお母さんとその赤ちゃんのお姉ちゃんであろう女の子。
女の子はうちの娘と同じかちょっと大きいぐらいです。
この3人の前を通って窓側の席に行くのは大変そうだし、女の子も窓の外が見えた方が楽しいだろうから、ここは心の中ではちょっと泣きながら、笑顔で席を替わってあげます。

が、ドアクローズしても通路をはさんだ反対側の席はガラガラ。
前後の列もあわせて9席がまるっきり空席になっていたので、CAさんに断って反対側の窓側席へ移動。
これで風景もGPSのログも楽しめます。

あっという間に着陸態勢へ。
高度が低くなり、雲の下にまで下りてくると島が。
何かの畑の上を通り、海岸線を越えて1度海の上へ。
ぐるっとUターンして、滑走路へ。
たくさんの磯があります。
そういえば、以前見た釣り番組でも五島列島は磯釣りの名所だといっていたなぁ。

先日の対馬空港のようには気流は悪くなかったので、ハラハラすることもなく着陸。
しかし、対馬空港にはボーディングブリッジがありましたが、福江空港はタラップ車。
離島の雰囲気たっぷりです。

実は...、はじめ、福江空港ってどこにあるのか知りませんでした...。
東北？（それは福島）、日本海側？（それは福井）。
初めから「五島」福江空港としてくれれば、「あー五島列島かな」とわかるのに...。
（ANAのホームページでは「五島福江」と表記されていますが...。）
今日も「タッチ」なため、空港ビルの写真を撮ると、保安検査場へ。

 

帰りも子供を連れた家族がたくさん。
みんな夏休みにおじいちゃんおばあちゃんの家に来ていたんだろうなぁ。
外を見れば、フェンスの外からもたくさんの人が手を振っています。

 

帰りの飛行機は来る時と全く同じ飛行機ですが、今回の席は窓側でもちょっと特殊な席。
翼の上の「非常口席」です。
予約の時点で窓側の席は翼の上しか空いておらず、普段は翼の上は避けるのですが、「非常口席」も1回ぐらい座ってみようかと予約したのです。

ここは非常時には非常口の扉を開けたり、脱出する人の手伝いをしたりしなくてはいけません。
そういう時は手伝いますよという了承がないと座れないため、離陸前にCAさんが確認に来ます。
「...ですがよろしいでしょうか？」と尋ねられたので、ここは映画「ハッピーフライト」のように親指を立ててグーサインで答えようかとも思いましたが、隣二人の男性（おそらく出張帰りのサラリーマン）が普通に「はい」と答えていたので、私も「はい」とだけ答えました...。

一応、扉を開ける説明書きを読みますが、ただ引っ張るだけ？
どこか触ると開いてしまいそうな気がして落ち着きません...（笑）。
前の席までの間隔が広いので足下は楽なのですが...。
初めて見る「オリエンタルエアブリッジ」の飛行機の着陸を待った後、離陸。
行き同様、飛行時間はあっという間ですが、非常口が開いてしまわないか落ち着かない気分のまま福岡空港に着陸です。

今度の空き時間はなんと3時間。
もう一度、福江まで往復できそうです...。
とりあえず、ビール！やっと空港でビールです(笑)。
しかし、飛行機は見えない席ですが...。

...持っていた本を読んだり、店を出て展望デッキへ行ったり（午前中も来ているし...）...。
一人で3時間、時間をつぶすのは一苦労です...。

ようやく次の飛行機の時間が近づき、保安検査場を通過...、金属探知機に引っかかった...。
あれー、ポケットの中の万歩計と腕時計、携帯電話を出した同じ格好で、朝から何回も通過できたのですが...。
ビールを飲むと引っかかりやすくなるのでしょうか？(笑)

関西空港行きANA1648便は60番搭乗口...、最初、関係者用の通路かと思いました。
バスに乗って飛行機へ、伊丹から乗った同型機ですが、機番は違いました。

夕暮れの中を離陸。
薄曇りを通して地上が見えますが、見えたり見えなかったりの連続なので、今ひとつ現在位置がわかりません。
機内誌「翼の王国」があれば、後ろの方の地図の緯線経線とGPSロガーに表示される緯度経度から現在地が推測できるのですが、ボンQには機内誌がありません...、というのは不正確で、ここのシートポケットには入っておらず、CAさんにお願いして持ってきてもらうのです。
わざわざこれだけのためにお願いするのもなんなので、だんだん暗闇に染まっていく地上を眺めて過ごします。

いよいよ大阪に近づいてきました。
関西空港は何回か利用したことがありますが、着陸は初めてです。
淡路島の上を通って、あ、神戸空港だ、上空から見ても相変わらず寂しいなぁ。
と大きく右旋回して着陸です。

さて、次の飛行機までは約2時間。
夕食を食べて...、551の豚まんも食べたいけれど...、なんだか混んでる...。
結局、ビールと天ぷら定食を食べて...、まだ時間がありますが、関西空港には展望デッキがありません。
というよりも、離れた場所にあるのですが、そこまでは連絡バス。
それに乗って行って帰ってくるにはちょっと時間が足りそうもないので、ブラブラ歩いて時間をつぶします。
しかし、空港で時間をつぶすのも結構大変、飛行機が見られればある程度は過ごせますが...。
※修行メモ
乗り継ぎの時間は少なすぎても多すぎても大変。

まだ出発時刻までは1時間近くありますが、ブラブラするのもつかれて、保安検査場をくぐることに。
ビールは飲んでいましたが、今度は引っかからずに通過できました（笑）。

本日最後のの飛行機はB767。
しかし、普通に国内線で乗るB767-300ではありません、国際線仕様のB767-300ERです。
国際線仕様のB767-300ERは、去年の沖縄旅行の帰りでも乗りましたが、その時はちょっと古めの機材でした。
しかし、今回の機材はその時の「CLUB ANA」から新しい「CLUB ANA Asia」にバージョンアップしている機材のはず。
もちろん、このビジネスシートに座りたいために、前方の座席を予約済みです。

ちょうど正面にこれから乗る飛行機が...、あれ？なんか小さくねぇ？って、ウィングレット付いてるし！？
ちょうどアナウンスが...、機材変更？
あわてて搭乗口案内の紙を見ると「座席 21C」。
目の前の飛行機はB737-700、前の方にはプレミアムクラスのシートは付いていますが、21列はもちろん普通席...。
普通席ということは3-3の座席配置、そのCということは通路側...。
あーあ。

ビジネスシートが楽しみでこの旅程にしたのに...。
...楽しみでわざわざ関西空港経由にしたのに...。
...楽しみで21時まで待ったのに...。

がっくりと肩を落としながら搭乗。
21列はA、C、E、F席が埋まっていますが、私の両隣（左隣B席と通路をはさんで右隣のD席）は空席です。
元々の予約は2-1-2配置の真ん中でしたので、「一応」（？）気を利かせて隣席ブロック（？）してくれたのでしょうか。
（別に通路側が好きなんじゃないんです、そこしか空いていなかったので、窓側の普通席と通路側のビジネスシートを天秤にかけて、通路側を選んだのです...。）
窓の外の夜景を楽しむこともできず、かといって眠ることもできず、機内誌をパラパラめくったりしながら羽田空港に到着を待ちます。

今日、最後の問題は羽田空港から津田沼方面へのバス。
時刻表での羽田空港到着は、22時30分。
次の津田沼方面へのバスは22時40分発、定刻通り到着したとしても10分しかありません。
しかも、到着するスポットは南ピアの先端、到着口から最も遠いところ。
加えて、機材変更による座席変更により、後ろの方になってしまったので機外に出るまでも時間がかかりそうです。
さらにバスに乗るには窓口で乗車券を買わなくてはいけません。
機外に出て、歩いて、乗車券買って...、ちょっと無理かなー。
次のバスは最終の23時10分発、30分ほど待たないといけないかなー。

いよいよ滑走路34Lへ着陸、減速しますが、ここからスポットはターミナルビルをはさんで反対側、結構な距離をタキシングしなくてはいけません。
と、時計を見ると結構早い？
途中、追い風に乗ったのか？すっ飛ばしてくれたのか？まだ20分過ぎです。
それになんだかタキシングも速い？
窓の外がよく見えないのでわかりませんが、いつもよりスピードが速い気がします。
スポットに到着、ドアオープン...、なかなか列が動きません。
なんだか頭上の荷物入れから荷物をたくさん出している人がいます。
...もう、どうしてそんなに機内持ち込みするかなぁ...。
やっと列が動き出し、バスの乗車券窓口まで早歩き...。

...無事22時40分発のバスに乗れました。
すっ飛ばしてくれたANA150便の機長さん、ありがとう...。

なんとか本日の修行も無事終了。
しかし、さすがに1日6レグは疲れます。
これがまだまだ続くんですが...。

	便名	出発		到着		機材		PP
#1	ANA013	羽田	07:00	伊丹	08:05	B777-300	JA756A	1,020
#2	ANA1673	伊丹	09:30	福岡	10:45	DHC8-Q400	JA845A	1,374
#3	ANA4917	福岡	13:10	五島福江	13:50	B737-500	JA355K	1,026
#4	ANA4918	五島福江	14:25	福岡	15:00	B737-500	JA355K	1,026
#5	ANA1648	福岡	18:05	関西	19:15	DHC8-Q400	JA846A	1,374
#6	ANA150	関西	21:20	羽田	22:30	B737-700	JA09AN	1,360

※出発・到着時刻は時刻表に表記の時刻で、実際の時刻ではありません。

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