ふたつのスピカ。 [日常]
全部放映されてからまとめて観よう。
アニメ「プラネテス」が非常におもしろかったのですが、同時期に同じNHKで他にも宇宙に関連していたアニメをやっていたそうです。
「ふたつのスピカ」。
こちらもDVDで借りられるので、全話観てみました。
...ひどすぎます。
設定がひどい。
幽霊がライオンの着ぐるみを被っているのは「マンガ」なので許すとして、そのライオンさんが本を持てちゃうのはひどい。
(あの本は、他の人から見えないのか?見えないとしたらどの瞬間から見えなくなるのか?置いてある本を触った瞬間から見えなくなるのか?...といったことが気になってしまう...。)
高校受験でバスで何台も分乗するだけの受験生をいきなり閉鎖環境試験するという設定もひどい...。
(そんな数の試験室あるの?)
絵がひどい。
高校生にもなって、ほっぺに赤丸はどうかと思いますが、それ以上に、学校の建物や階段の大きさが妙に大きかったり、教室の机と椅子が「その形で座れるの?」というような形だったりして、そっちの方が気になります。
終わり方がひどい。
原作のマンガは今現在も連載されているそうですが、その続いているマンガを2003年の時点でアニメ化しちゃうのは無理でしょう...。
そして、ストーリーがひどい。
宇宙飛行士になりたいなんていう設定なんてどうでもよく、せっかくお友達になった男の子は死んじゃうは、川で溺れて臨死体験した時に死んだお母さんを三途の川まで見送っちゃうは、観ている人を泣かせるためならそこまでするかといいたくなるストーリー。
(わかっていても涙が出て来ちゃうのですが...。)
同じ宇宙飛行士アニメでも、「ロケットガール」ぐらいブッ飛んだ設定だと、笑って楽しめるのですが...。
女子高生が夏休みのうちに宇宙飛行士になっちゃうとか、一人乗りの宇宙船に二人乗って帰って来ちゃうとか、そんなわけ無いだろ-、の連続ですが、細かい設定などはきちんとしているので安心(?)して観られます。(逆ポーランド演算式電卓は笑った...。)
※アニメはあまり観ないといっておきながら「これだけ観ているじゃん」というつっこみは無し...。
などとボロクソに言っていますが、この「ふたつのスピカ」が今、実写版ドラマとして放映されているのですね。
まぁ、あれだけの「ファンタジー」(いろいろな意味で)を実写化するのは無理だろうと思いつつ、一応HDDレコーダーに予約録画。
今日が3回目ですがまだ1回も観ていません...。
この続きは来週...、というのが嫌なので、全話録り貯めてからまとめて観ることにします。
※コメント欄は敬称略で失礼します。※
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