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へら鮒釣り #001。 [釣り]

いよいよへら鮒釣りに挑戦です。

昨年の秋頃からへら鮒釣りをやってみたくなり、少しずつ道具を買い揃え、入門書・DVDで勉強し、約半年かかって初挑戦です。
(冬は寒くて辛そうだから暖かくなってからと思っていたら、震災があったり、仕事が忙しかったり、天気が悪かったりして、この時期になってしまいました。)
まぁ、時間はかかってしまいましたが、これぐらいの陽気なら魚の活性も高そうだし、超初心者にはピッタリでしょう。

向かった先は、「逆井へら鮒センター」。
もう少し近くにもへら鮒釣りの管理釣り場(釣り堀)はありますが、ここは少し池が小さい代わりに魚影も濃いようなので、初心者向けかと。
入り口を通りすぎてしまったりしながら7時半ごろ、受付です。

ここは池がおもしろい形をしていて、アルファベットの「T」字形というかカタカナの「ト」のような形をしています。
あまり暑くなさそうで、常連さんたちの邪魔(下手くそなので)になりにくい場所を探すと、「ト」の横線は誰も入っていません。
端っこ過ぎても釣り辛そうなので、横線の真ん中、南側の岸に入ることにします。
ここなら、右側から後ろは林に囲まれているので直射日光も受けず、涼しそうです。

ヘラブナ釣り #001。

荷物を置いて、レンタルのエサボウルを取りに行って戻ってくると、ちょうど私の次に受付をしていた人が、1席あけて左隣に入ることにしたようです。
左隣さんは他の人と会話を交わすこともないので、常連さんではないようですが、バッグのくたびれ具合やサッサッサと準備をしていく手際の良さから経験値は高そうです。
私も左隣さんの手順を盗み見しながら準備を進めます。
シートを敷いて、クッション乗っけて、万力・竿掛けをセット。

竿:がまかつ 11尺
道糸:ナイロン0.8号
ウキ:オールマイティ3号
ハリス:上 ナイロン0.4号 30cm
        下 ナイロン0.4号 35cm
ハリ:上 がまかつ 角マルチ 4号
      下 がまかつ 角マルチ 4号

エサは...、とりあえず名前通り「ダンゴの底釣り夏」を単品で使ってみよう。
オモリの調整をして(初めて使うウキだったので)、タナ取りをして...、やっぱり時間がかかってしまいました。
左隣さんはとっくに始めています。

エサをハリにつけて、よし第一投。
ウキが立って、なじんでなじんで...、ツンッ!
おっといきなりアタリ?
あまりにも予想外でアワセが遅れた!
慌てて竿を上げるものの、ホンの一瞬重みを感じただけでスルッ、惜しい!
しかし、魚はいる...、左隣さんは私よりも早く釣りはじめたものの、まだ釣れていない様子。
こりゃ、超初心者が先越しちゃうよと、まずは「左隣さんよりも先に1枚釣り上げる」ことを目標にエサを投入します。

...しかし、ウキは動くもののなかなか掛からない...。
キタ!と思い、アワセますが一瞬でプルン、どうもスレのようです。
とうとう左隣さんが1枚目を釣り上げてしまいました。
そして、2枚目...、しかし、私はスレ→プルンとハリが外れるの連続...、ひょっとしてずっとこの調子?
仕方がないので、目標を「まずは1枚をちゃんと釣り上げる」に修正します...。

ヨシ!今度こそ!ぐっと重みが乗り、プルンも無し!
やっと1枚目か?1枚目か?丁寧にやりとりをした後、玉網に...。
惜しい、口の外、下あごにアッパーカット、スレ掛かりです。
ここはちょっと落ち着いて、ええっとスレが多いときはどうするんだっけ?
カラツンが多いときはウキ下を長くして這わせを多くする、スレが多いときは逆にウキ下を短くして張り気味にするだっけな?
少しウキ下を短くしてみます。
そして...、やったー、やっと1枚目、今度はきちんと口の中にハリ掛かりをしています。
とりあえず、初へら鮒(へら鮒は何度も釣ったことがありますが、へら鮒を専門にして釣ったのは初めて)を記念撮影。
ここまで2時間近くかかってしまいました。

ヘラブナ釣り #001。

その後、アワセがうまく決まるとポツポツと釣れるようになりました。
ここで目標を変更、「ツ抜けをする(10枚釣る)」にします。
しかし、相変わらずスレ掛かりも多く、スレは魚も暴れるのでなかなか取り込めず、恥ずかしい...。

エサが無くなりました。
次は他のエサを使ってみよう。
なんとなく「パウダーベイト ヘラ」の袋を開け、カップで1杯、2杯...、ちょっと待て。
「パウダーベイト」ってどちらかというと宙釣り用のエサじゃなかったっけ?
もうボウルに出してしまったので、「夏」を加えてパウダーベイト4 + 夏1 + 水1でブレンドしてごまかします。

しばらくして右側にも1席あけて一人入りました。
タナ取りをしているので、この人も底釣りをするようです。

仕掛けを投入すると、エサが落ちた地点に黒い影が集まるようになってきました。
「オイ、なんだか上からうまいものが落ちてくるぞ!」と魚が気づき、エサがくるのを待ち構えるようになってしまったようです。
「上ずり」っていうやつかな?
こういう時は、ウキを大きくして(=オモリを重くして)早く沈むようにする、ハリスを短くして早く底まで届かせる、だっけな?
えー、ウキを変えたらもう一度オモリ合わせし直さないといけないし、ハリスを短くしたらまたタナ取りしないと...、面倒だな。
ちょうどエサが無くなりそうだから、エサを重くすればいいんじゃないの?と一番手間がかからない方法で逃げようとします。
さっきよりも「夏」の配分を多くして、パウダーベイト3 + 夏2 + 水1にしてみます。
確かにさっきよりも早く沈んで上ずりも少なくなりましたが、今度はアタリも減ってしまいました。おいしくないのかな?
このまま無理矢理続けると、たまに釣れますが続きません。
またエサが無くなったので、またパウダーベイト4 + 夏1 + 水1に戻します。
お、またウキの動きが増えてきた!でも、上ずってきた...。
ウキが立ったと思ったらまた寝てしまいました、と次の瞬間ウキが消えた!
玉網に入った魚をみてみると、がっちり口にハリ掛かりしています。
沈みかけたエサを魚がくわえて突っ走ったため、ウキが瞬間移動(?)したようです。
しかし、今のやりとりでハリスが絡まり、ほどくとチリチリになってしまいました。
仕方がない、交換するか。
30cm-35cmの組み合わせから、5cm詰めて、25cm-30cmの組み合わせに変更します。

ウキはよく動いています。
しかし、鯉釣り堀の経験のためか大きなアタリに反応してしまいますが、それはたいていスレ。
鯉釣りの時よりも小さな当たりを判別してアワセないといけないようです。
エサ付けの際に左隣さんのウキの動きを盗み見しますが、馴染んでからじわーと上がってきてツッと小さくアタッたところを確実にアワセています。
明らかに私のウキの方がヒョコヒョコ動いています。
これは魚が「はしゃいじゃっている」っていうことでしょうか?
魚がわんさと寄ってきて、「このエサうめえぞ、ヒーハー!」と泳ぎ回っているうちに魚体がハリに触れ、それにアワセてしまうとスレ掛かりのパターン?
うーん、こういう時はどうしたらいいのかな?
エサを変えてみるかな。
ふと右隣さんをみると、「バラケマッハ」の袋を開けている...、あ、それ持ってるよ。
確か、レシピメモ(入門書を読みながら釣りをするのは恥ずかしいので、重要な点だけメモして手元に置いておいた)にもあったような...、あっ、マッハ2 + 夏2 + 水1.2だって...、1.2...。
計量カップはエサ(粉)用と水用の2種類を揃えた方がいいと本で読んでいたので、色違いで売っていたダイワの計量カップを2セット買ったのですが、このカップ、30cc、60cc、120cc、240ccのカップでセットなのです。
今日は、60ccのカップを基準にしているので、1.2カップって72cc、量りづらい...。
他のメーカーのカップは、50cc、100cc、200ccなので、そっちを買えばよかったかな...。

お昼近くになると、スピーカーから名前を呼ばれます。
食堂でお昼ご飯のようです。
しかし、1分1秒でも釣りをしていたい私は、もちろんお昼は注文していません。
朝、コンビニで買ったおにぎりを食べながら続行です。
左隣さんもおにぎり食べていました...。

午後になると後ろの林を回り込んで、だんだん日の光が迫ってきました。
並びの人も一人ずつ、パラソルをさしていきます。
やっぱりみんな持っているんだ...、パラソル。
入門書には、必需品ではなく「あったらいいもの」に分類されていたので、まだ持っていないんです、パラソル。
だけど、暑いよ、暑すぎるよ、必需品だよ、パラソル。
林から抜けてくる風が涼しいのでまだマシですが、日差しは暑い。
まくり上げていたシャツの袖を戻し、首にタオルを巻いて日焼けを防ぎます。
次、来るときまでに絶対買おう、パラソル...。

15時を過ぎるとポツリポツリと帰る人がいます。
釣り場自体は17時までですが、片付ける時間もかかりそうだから、16時ぐらいでやめようかなと思って、カウンターをみると「19」。
よし、目標を「20枚釣る」に変更、あと1枚釣ったら終わりにしよう。
しかし、あと1枚がなかなか釣れません。
スレ-プルン、スレ-プルン、スレ...。
かかったと思った次の瞬間、ハリが外れて空を舞う仕掛け。
やっと網に入ったと見るとスレ掛かり。
(スレ掛かりだけなら今日の竿頭?)
とうとう下針の結び目からハリスが切れてしまいました。
うーん、ハリス結ぶの面倒だな、1本針でもいいのかな?
と下針のハリスを切り落として1本針のまま続行。
そして、1投目、キタ!乗った!口に掛かったようだ!
丁寧に網に誘導、目標達成か?
がーん、口の中じゃない、ほっぺに掛かっていました...。
これでなんだか集中力が切れてしまい、まだエサは残っていたものの目標まで1枚を残して帰ることにします。

鯉釣りの釣り堀で練習済みということもありますが、独学で臨んだ初めてのへら鮒釣り、底釣りオンリーで19枚というのはなかなかいいんじゃないでしょうか?

すごくおもしろかったです。
今までは、鯉釣りの釣り堀でもおもしろいと思っていましたが、へら鮒釣りはそれ以上におもしろかった...。
(とはいえ、寒くなったり、天気が悪かったら、快適な鯉の室内釣り堀に行くと思います。)

しかし、面倒がってちゃダメだということを痛感しました。
教科書通りにハリスを短くしたり、ウキ下を調整することによって釣れ方が変わるということに気がついたのに、オモリ合わせを面倒がってウキを交換しませんでした。
もう少しウキが大きい方が釣りやすそうだということはわかっていたのに...。
この辺をこまめに修正していれば目標の20枚は確実に達成できていただろうに...。

次は、もっと落ち着いて釣るを目標にします。

■結果
へら鮒:19枚 2.5枚/時

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